2016.05.30
ステークホルダーを意識したIR担当者向けWEBリスク対策
2016年6月13日
本日は、ソーシャルリスニングという手法を解説していきます。「監視」「ビッグデータ解析」等という言葉は聞いたことがあるかもしれませんが、「ソーシャルリスニング」という言葉はあまり馴染みがないかと思います。
目次
かなり簡単に言うと、ソーシャルメディア上の投稿を分析して企業活動に活かす、ということです。その活かし方は様々でして、例えば商品の改善に活かしたい、トレンド分析をしたい等があります。ソーシャルメディア上には様々な内容が存在していますので、どこに着目をするか、何を目的にするかによって変わってきます。
いくつか具体的な活用方法を挙げていきたいと思います。すごく分かりやすい使い方として、新商品の反応を見るという活用方法が考えられます。新商品を発売した際に、消費者の反応が気になると思いますので、リアルな消費者の声を拾って商品改善や今後の開発に活かすということが可能です。あとは、期間限定のキャンペーンに関しての反応やイベント等の反応を収集することで、次回の企画に繋げていくという使い方も考えられます。もちろん、炎上の芽になるような情報を監視するという使い方も可能です。
データ収集に関しては、いくつかツールがありますので、そちらを活用するようにしましょう。日々、大量の投稿がされていますので人的に見るのは現実的ではありません。ツールで特定のキーワードが入っている投稿を抽出するのが良いと思います。特に大企業の場合、1日何万という投稿数になる場合もございます。
これはどこに焦点をあてるかによりますが、何度かご紹介をしているように、分類基準を設けておくことが重要だと思います。分類基準は企業によっても違いますので、どのように活用するかを考えて決めましょう。ツールでデータ収集を行ったとしても、分類基準が定まっていなければ、具体的なアクションが見えてきませんので、非常に重要な工程だと言えます。また、ツールを選ぶ際には、この分類基準やアドバイス等もサポートしてくれる企業を選ぶとより良いかと思います。
今後は、大企業だと複数の部署で実施する場合もあるでしょうし、一つの部署がデータを集約して各部署に情報を渡すという形式で実施するという場合もあるかと思います。店舗ビジネスですと、その地域限定でソーシャルリスニングを実施して、接客レベルが低い店舗を洗い出して改善に動くという使い方も可能かと思います。使い方は無限ですので、まずはソーシャルリスニングという手法があるということを視野に入れて、自社の活動に取り入れられないか検討してみましょう。
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