ユーザーヴォイスに力点を置くため、シエンプレに相談した
―御社は日本を代表する流通グループですが、
これまでデジタル上のブランドリスク対策は何をされてこられたのですか?
これまでも、ネットの監視はグループ各社が行ってきました。
とりわけ、ホテル運営会社やレストラン運営会社では口コミが予約状況に直結しますので、担当者がモニタリングと投稿に対する返信などの対応をしています。
しかし、グループ全体としてユーザーヴォイスにもっと力点を置くべきではないかという意見が経営会議の中で出まして、
今回、私どもグループの経営企画チームがその調査も含め、シエンプレさんに相談させて頂いた次第です。
モニタリングだけでなく、肝心のソリューションを持っていたがのはシエンプレだけだった
―ありがとうございます。なぜ、当社にご相談頂いたいのでしょうか?
以前、御社が運営されるデジタル・クライシス総合研究所のウェブセミナーを、勉強のために視聴させて頂いたことがありました。
その内容から、デジタル上のブランディングについて高い知見をお持ちであることは存じていましたので、依頼候補の一つとして真っ先に上がりました。
他にも何社か話を伺ったのですが、どこもモニタリングのツール提供か、モニタリングの代行をしてくれるだけでした。肝心の、危機管理体制の構築、インシデント発生時の対応など、実際のソリューションをお持ちの会社が他に見当たらなかったため、御社に依頼させて頂くことになりました。
まずはリスクの洗い出しを行い、体制の再構築を行います
―それは大変光栄です。今回の取り組みの目的についてもう少しお話し頂けますか?
今回の目的はグループ全体におけるデジタル上のブランドリスクについての洗い出しです。
今も既にネットの口コミ、SNSの投稿は非常に大きな影響力をもっていますが、
今後、Z世代が主要顧客の一部を担うことになると考えますと、業績に対する影響は計り知れません。
そこにグループとして本格的に着手しない選択はありません。
どのようなサイトにどのようなことが書かれているか。
それが現状どれほどの悪影響があるか、またはないのか。
そして、今後ますます増加する個人の投稿が業績にどのように影響するかを割り出す予定です。
その結果、現状の危機管理体制、マニュアル、業務フロー等でカバーできていない点があれば
再構築していく予定です。
ブランドリスク調査後も含めて、シエンプレさんにアドバイスを頂きながら進めていければと思っています。
お力添えお願いいたします。